Kui です。
英英辞典 Longman Pocket English Dictionary の読破を目指すプロジェクト 11回目の記録です。
「A」の見出し語を制覇し「B」の見出し語を読み進めております。
今回も勉強したこと、ためになりそうなことを記録していきたいと思います。
beckon
「手招き」「合図」のことです。
名詞としても動詞としても使われます。
He beckoned me in.
(彼は私に中へ入るように合図(手招き)した。)
いったい何があったの?
見出し語 become に載っていた用例です。
使えそうなのでメモしておきます。
What has become of ~ ?
「~にいったい何があったのさ?」という風に何か(誰かの身)に何が起きたのか、どうなったのかを聞きたいときのためのフレーズです。
What has become of my umbrella?
(私の傘はどこへやら)
bed and breakfast
「朝食付きの民宿(ホテル)」のことです。
夕食や昼食は付きません。
まったく別の意味で、「株を一夜売りする」という意味もあります。
beeper
「ポケットベル」です。この単語はもう使うことがあまりないかもしれませんね…
beep は「ビーッ」という警告音のような音のことを指します。
もう一度お願いします
beg という見出し語についていたフレーズを載せておきます。
I beg your pardon.
(もう一度お願いします。)
例えば、仕事や何かで手順を間違えてしまったり、うまくいかなかったりしたとき、「もう一度やらせてください」と頼むとき、または相手の話したことがよく聞き取れなかったときに「もう一度話してください」とお願いするときにこのフレーズが使えます。
文字通りに解釈すると「私、あなたのお許しをいただきたい」という意味です。
相手に失礼だとか迷惑だとか思う事態になったとき、すっとこのフレーズが出てきたらいいのかなと思いました。
begrudge
grudge という単語があり、これはそれを強調したような形です。
だれかを「ねたむ(envy)」とか何かを「しぶしぶ認める」といった意味があります。
begrudge him his success
(やつの成功を妬む)
behave oneself
behave は「ふるまう」という意味です。
behave oneself は「行儀よくする」ということになります。
beige
「ベージュ色」です。
辞書には「とても薄い茶色」と載っていました。
being の意味はいろいろ
名詞としての being にはいろいろな意味があります。
存在(という概念)
the aim of my being
(私が存在する目的)
生き物(存在するもの)
a human being
(人間)
all animate beaings
(生きとし生けるもの)
本質、本性
the very being of literature
(文学の本質)
などなど
belch
これは「げっぷ(する)」という単語です。
もう少し婉曲な表現をするときは burp という単語を使うようです。
bellow
「大声でうなる」という意味です。
I bellowed with pain.
(痛みにうめいた)
「牛のうなり声」というイメージがあるようです。
belly button
belly は「おなか」という意味です。
おなかのボタン なので belly button は「おへそ」という意味です。
同じ意味で navel という単語があります。
bemused
「困惑した」あるいは「心を奪われた」という意味です。
a bemused expression
(当惑した表情)
benign
benign の語源
beni-「よい」
-gn「生まれた」
「生まれがよい=育ちがよい=環境がよい」というイメージの連鎖で覚えられます。
benign は人が「優しい」、気候が「おだやか」などという意味があります。
害のない、優しい感じを表します。
beni- が「よい」という意味の語源だということは覚えておくとよさそうです。
同じ語源をもつ単語として benefit があります。
benefit の fit は「行われた」という意味です。
「よく行われた結果」なので、「利益」「恩恵」などという意味になります。
benign は医療で「良性の」という意味でも使われます。
bereave
これはだいたい無生物主語の表現で使います。
事故などが「人から親しい人を奪う」という意味です。
The accident bereaved me of my wife.
(事故で妻を失った)
語形変化に注意
この動詞は「意味によって」不規則な語形変化をします。
上記の事故が「大切な人を奪う」という意味の場合は、一般的な語形変化で、過去形・過去分詞ともに bereaved になります。
一方 bereave には驚きや怒りが「人から希望や理性を失わせる」という意味があります。
この場合は、以下のように不規則な語形変化をします。
I was bereft of joy.
(喜びを失っていた)
bereaved ではなく bereft になります。
なかなか珍しい単語だと思います。
beret
「ベレー帽」です。
もともとフランス語の言葉になります。フランス語には最後の子音を発音しないような特徴があり、そのためこの単語も最後の t は無視されます。
今回は「ひとつの単語なのに、意味によって異なる語形変化をする」ものがあることを知ることができ、よかったです 🙂