Kui です。
英英辞典 Longman Pocket English Dictionary の読破を目指すプロジェクト 37 回目の記録です。
この記事では、個人的に英語学習の一環として始めた「辞書を全部端から端まで読んでみよう」ということを続けているというもので、その過程で気になった単語や調べて勉強になったことを、メモしているものです。
英語に興味があってお時間のある方、宝探しのつもりでご一読いただけたらと思います。中には、ためになる情報が混ざっているかもしれません。
chill
- 冷やす(動詞)
- 冷たさ、寒気(名詞)
チルド食品の「チルド」はこの単語のことです。(chilled)
冷蔵保存されたパックのお弁当などのことですよね。
chill は「冷やす」こと、あるいは「冷たさ」といった意味があります。
chill the soup slightly before serving
お出しする前に少しスープを冷ます。
They were chilled by a sudden wind.
彼らは急に風が吹いたので、寒く感じた。
Does anyone else feel a chill in here?
誰か他にここが寒いって人はいる?
派生語の chilly もまとめて覚えておきます。
It’s a bit chilly today.
今日はちょっと寒いわね。
また、これはスラングですが、chill (out) は「くつろぐ、楽にする」というような意味があります。
chime
学校の「チャイム」もこの単語のことですが、
chime は「鐘」を意味します。
語源を見てみると面白いです。
chime は シンバル(cymbal) と関係が深いようなのです。
cymbal という単語がなぜか次のように分解して解釈されたことによって、
chime が「鐘」の意味になったという説があるのです。
cym + bal
これが
chime + bell (鐘を鳴らす)
と解釈されて、
前半の chime がなぜか bell に引きずられる形で「鐘」という意味になったようなのです。
china
China というふうに頭文字を大文字にしたら、それは中国のことでしょうが、
一般名詞として china という単語があります。
これは「磁器」という意味です。
中国が原産だったのでしょう。
chirp
小鳥や虫が短く「チッ、チッ」と鳴くことを意味する単語です。
Sparrows are chirping in th garden.
すずめが庭でさえずっている。
ちっちゃな子供が「キャッ、キャッ」と楽しそうに話している様子にも使われるようです。
chisel
これはなんでしょうか?
以下は、辞書の語釈の引用です。
a metal tool with a charp end, used for cutting and shaping wood or stone.
先のとがった金属製の道具で、木材や石材を切ったり成形したりするのに使われる。
これは日本語では「のみ(鑿)」と言われるものに近い道具になります。
choir
これは発音に注意です。
「クワイア」みたいな音です。
意味は、「聖歌隊、合唱団」です。
あまりなじみがないのでメモしておきます。
chop
空手チョップの動きをイメージしてみてください。
あれは、振り下ろす腕を刃物に見立てていると思ってください。
chop は「ぶった切る」というような意味になります。
またぶった切られた一片の「肉」のことも chop といいます。
本日はここまでです。 🙂