Kui です。
英英辞典 Longman Pocket English Dictionary の読破を目指すプロジェクト 44 回目の記録です。
この記事では、個人的に英語学習の一環として始めた「辞書を全部端から端まで読んでみよう」ということを続けているというもので、その過程で気になった単語や調べて勉強になったことを、メモしているものです。
英語に興味があってお時間のある方、宝探しのつもりでご一読いただけたらと思います。中には、ためになる情報が混ざっているかもしれません。
clear-cut
- 明確な、明白な
a clear-cut answer
明確な答え
「顔立ち、目鼻立ちがくっきり」という意味でも使われるよう。
clearing
- 森林の、木が無いところ
「開拓地」という訳が付けられたりします。
clearの動名詞に見えますが、こういう意味で出てくる例があるということですね。
They entered a small clearing surrounded by oak trees.
オークの木々に囲まれた、小さく切り開かれたところに来た。
cleavage
- 胸の谷間
辞書にはこの意味だけが載っていましたが、普通に
「裂け目、溝」
という意味もあります。
a cleavage between the rich and the poor
裕福な人と貧しい人の溝
cleave という動詞があって
これは「切り裂く、割る」という意味です。
cleave a log in two
丸太を2つに割る
clench
- 怒って手を固く握りしめたり、歯を食いしばったりする
怒りじゃなくても使います。
clench one’s teeth in pain
痛みをこらえて歯を食いしばる
辞書に載ってた次の例は、漫画やアニメみたいなイメージが自分は浮かびます。
Clenching her teeth, she said “Go away!”
歯を食いしばったまま、彼女は「出てけ!」と言った。
clergy
- 聖職者、あるいはその他宗教指導者
clerical
- 事務仕事に関する
以外にも語源的にある「聖職者の」という意味の方が薄くなっています。
a clerical assistant
事務員
clerk
- 事務仕事をしたり文字を書いたりする人
こちらも先程の clerical と同様、聖職の意味は薄れ、「事務」の意味が強いです。
「係の人」という感じで
銀行員、会社員、ホテルの従業員など、その場で働いている人全般を指します。
ジーニアス英和大事典を見てみると、次のように意味が変遷していったようなのです。
牧師 › 学者 › 書記、事務員
clever
- 物分かりの早い
こういう頭いい系の形容詞のニュアンスは英英辞典や語源て探求していきたいですね。
「賢い」というよりは「頭の回転が早い」というニュアンスだと思われます。
また「器用な」ニュアンスもあって、
果てはちょっと悪い方面にも使われます。
She is clever at making excuse.
彼女は言い訳がうまいのよ。
cliche
- 使われ過ぎていてもはや意味をなさない表現
決まり文句、常套句などの訳が当てられます。
スピーチや物書きなどで、誰もが聞いたこと見たことのあるありきたりな表現を使うと、しらけてしまうことがありますね。
本日はここまでです。 🙂