active とは。【辞書プロジェクト#3】

学習方法

Kui です。

このプロジェクトの 3記事目となります。

三日坊主だけは避けたいので、次も頑張っていこうと思っています。

今回は見出し語 acting から after まで読みました。

ページ数はまた 5ページ文です。5ページ以上はなかなか飽きも来るのでつらいです。

前回の分と合わせて 10ページ。626ページまではまだまだです。

それでは、役に立ちそうなことを書いていこうと思います。

active アクティブとは。

active は日本語でもカタカナで「あいつはアクティブだな」などといいますが、この意味とはなんなのか、です。

ぱっと思い浮かんだのは「積極的」という言葉ですが、少し堅苦しいといいますか、意味がぼやっとした感じがします。

こういうときに、英英辞典を読んでいると「ああ、そういうことか」と腑に落ちることがあります。

今読み進めている Longman Pocket English Dictionary では active の意味をこう記述しています。

辞書から引用:always doing something
(いつもなにかしらやっている)

確かに、要はそういうことですよね。私もこんなふうに物事を上手にかみ砕いて簡単に説明できるようになりたいです。

派生語の activist は「活動家」と訳すのが良いでしょうか。

acute

これは「鋭くとがった様子」です。

そこから派生して、「敏感な」という意味があります。

鋭いものは痛いということから、痛みや病気が「ひどい」とか、「急性の」という意味もあります。

また、辞書には “less than 90°” という説明がありました。(鋭角ということですかね。)

adamant

「かたい」という意味です。物理的に硬いだけでなく、意志の固さについても言います。

石が硬い
意志が堅い

adamant の語源

a-: ~でない(否定)
-damant: 壊す

壊せない = つまり「かたい」ということになるんですね。

adapt

これは「アダプター(adapter)」を思い浮かべて覚えるのがよいかなと思いました。

「何かに合うようにする」という意味です。

アダプターは「つなぐもの」ですが、つなげるように何かしらを合わせるということですよね。

adapt a kitchen for blind people
(目の見えない人に合うようにキッチンを改造する)

「合う」という言葉は「気が合う」というときにも使われるように、この adapt にも「なじむ、慣れる」という意味があります。

adapt の派生語

adaptable(形容詞)
適応能力が高い、新しい場所でもすぐに順応する
(デキるやつ ということですかね)

adaptation(名詞)
 adapt の名詞形ですが、よく使われるのは「ある作品をアレンジした映画」というような意味でしょうか。

a screen adaptation of Shakespeare’s ‘Macbeth’
(「シェイクスピア「マクベス」の映画の脚色作品」)

もちろん、「順応」などのように、動詞 adapt の意味をそのまま名詞化した意味でも使われるようです。

adaptation syndrome
(適応障害)

adder

こういう危険なヘビがいるそうです。

addict

be addicted で「中毒状態」を表します。

address

「住所」という意味は誰でも知っていると思いますが、「公式的なあいざつ」といったような意味もあります。

an inaugural address
(就任演説)

また、動詞でも使います。

address an audience
(聴衆に演説する)

adept

「熟達している」「精通している」という意味の形容詞です。

adjacent と adjoining

どちらも「隣接している」という意味。

adjust

何かをより良くするために、「ちょっとだけ変える、動かす」という意味の動詞です。

例えばこんな使い方があります。

adjust the seat to one’s height
(身長に合わせてシートを動かす)

こういうふうに、調節ができるシートのことを adjustable seats と言うことができます。

派生の名詞は adjustment です。

administer

これは「治める」とか「管理する」という意味です。

Windows パソコンで「管理者」というのは、英語で administrator であり、administer から来ています。

admit

これは語源を押さえておきたいです。

admit の語源

ad-: どこどこへ

-mit: 送る

どこかへ送る=通す=パスする

つまり「認める」とか「許可する」という意味になります。

同じ語源 -mit を持つ語として commit や emit があります。

commit の com- には意味を強める働きがあります。

とにかく何でもパスして、「託す」感じです。

何でも許しすぎて、行き過ぎてしまうということから、commit a crime(犯罪に手を染める)というときにも使われます。

emit の e- は「外に」という意味。

「外に送る」で「排出する」という意味です。

adopt

adopt の語源

ad-: ~を(対象を示す)

-opt: 選ぶ(option の opt)

とあるように、adopt は選ぶという意味ですが、「採用する」という訳がよく付きます。

「採用」なので、選んで実行するところまでを含む感じでしょうか。

adopt a new policy
(新しい政策を採用する)

adore

adore の語源

ad-: ~に(対象を示す)

-ore:話す(oral と同じ語源)

語源的には「~に話す」という意味ですが、この単語は、神様に話しかける というニュアンスで使われます。

そのため、「崇拝する」という意味になります。

崇拝に値するというところから、普通の人を「敬愛する」とか「慕う」などの意味で使われることもあります。

adore chocolate
(チョコを愛してやまない)

adverse

adverse の語源

ad-: ~に(対象を示す)

-verse: 向く

さっきとは違う方向を向く、風向きが変わる、ということになりますが、この単語の場合は悪い方向を表します。

adverse effect
(悪影響)

I am adverse to his getting married.
(あいつの結婚には反対だ)

advocate

「何かしらの案や方策に対する支持を表明する」という意味の動詞です。

同じ形で名詞にもなります。

never advocate use of violence
(暴力は決して支持しない)

政治的な場面で使われるような実例が多いようです。

aerial

イギリス英語では「アンテナ(antenna)」をこの単語で言うそうです。

affinity

affinity の語源

af-: ~に(対象を示す ad- と同じ)

-finity: 境界

「境界上にいる」ということから「密接な関係」を意味します。

「似ていること」「親類」「親近感」など、割と幅広い意味で使われます。

affirmative

「yes と言うこと、示すこと」という語釈が付いていました。

affirm は af-(強調)、-firm(かためる)という語源で、「断言する」という意味の動詞です。

この affirm から派生した単語なので、「断言」「肯定」という意味になります。

afflict

「苦しめる」という意味。

派生語の名詞は affliction です。

affluent

すなわち rich ということ。

affront

気持ちを害することを言ったり、行ったりすることです。

英和辞典では、「侮辱する」や「傷つける」という訳が出てきます。

affront の語源

af-: ~を(対象を示す)

-front: 顔をたたく

顔をたたく という行いは、すなわち相手を傷つけることですね。

感想 よく見かけた語源

今回の見出し語には ad- とか af- で始まる単語がありましたが、この ad-, af- は語源的に「~を」だとか「~に」などといった対象を示すものが多かったです。

辞書を順番に読んでいくと、必然的に形が似ている単語を連続で見かけることになります。

これが意外と役に立ちそうです。

今後もペースを落とさずに頑張っていきたいです… 🙂

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