Kui です。
私が大学生のときにやっていた、英語の単語力をつけるための学習方法を紹介します。
「方法」というほどのものでもないのですが、毎日だれでもできるという点で参考にはなると思います。
忙しくても毎日できる単語力の鍛え方
毎日英語だけを学ぶことができる、英語オンリーに集中できる という人はなかなかいらっしゃらないと思います。
学生の方は英語だけではなく、自分の専攻科目やサークル活動、アルバイト…やることがたくさんあって、なかなか英語学習に割く時間をつくるのは難しいと思います。
社会人はもちろん、毎日働かなくてはならないので、自由に使える時間がそもそもあまりありません。
そんな忙しい毎日の中でも、毎日だれでもできる単語力増強方法をご紹介します。
たいした話ではありませんが、意外と実践している人は少ないのではないかと思います。
目についたものを片っ端から
その方法は「朝目を覚ました瞬間から」始まります。
やり方はとても単純で、「目についたものを片っ端から英単語で言ってみる、思い浮かべてみる」というものです。
例えば…。
はい、起きました!
まず目に入るもの…あ、天井。天井は英語で ceiling だ。これは知ってるぞ。
ん、アラームが鳴った。アラームは… alarm か。一応知ってる。
アラームを鳴らしているのは、スマホだ。スマホは英語で… mobile phone かな。
と言った感じです。
なんだ、そんなことか。と思われるかもしれませんが、この心がけがとても大切だと思います。
目についたものを片っ端から英語にしよう!という意識をもって、毎日繰り返しているうちに、自然と英語が頭に浮かぶようになる、いつでも英語にしてみようと思うようになる、こういうクセをつけるという意味でもなかなかいい方法なのではないか、と思います。
思い浮かばないときはどうするか
目に入ったものが英語にできなかったときはどうするか。
ここが重要です。単語力を高めるためには、自分が何を英語で言えないかを知ることが第一です。
目についたものを全部英語にしてみよう!と心がけていると、自分が「これが英語で言えないんだ」ということが頻繁にわかるようになります。
それが分かった時点で、スマホやメモ帳に、英語で言えなかったモノの日本語を箇条書きでメモします。
そして、スキマ時間や帰宅後などにメモを見返して、辞書を調べ、日本語の隣に調べた英単語を書いていくのです。
これを続けていくと、自分専用の単語帳ができていきます 🙂
継続するためのコツ
おそらく、この学習方法をやり始めたばかりのころは、英語で言えないものがたくさん出てくると思います。
ただ、これをすべてメモして一日で全部英語で言えるようにするというのはなかなか難しいです。
なので、こうします。
英語で言えないモノを 10個だけ見つけてメモする。
10個見つけたら終わり。です。
できる範囲で、毎日継続することが重要だと考えています。なので 10個だけ(余裕のある人は 20個だけ)と決めてやるのです。
10個見つけた後も、目に入ったものを英語にする という思考は続けてもいいですし、あまりやりすぎると疲れてしまったり集中力がなくなってしまったりする場合には、もうその日はそこで終わりにしてしまってもよいと思います。
これが続けられたら、けっこう語彙力が増えると思います。
単語は発音が大事
そして余裕があったら是非やってほしいのが、わからなかったモノの英単語を調べるときに、発音も確認するということです。
もちろんスペルを覚えるだけでもいいのですが、目についたものを英単語にするという思考の中で、発音がぱっと浮かんでくるようになると、そのままその単語を使って話せる可能性にもつながります。
Weblio や アルクなどのWebサイトを利用して、発音も一緒におぼえてしまうことをお勧めします。
まとめ
今回ご紹介した語彙力を高める学習方法のまとめです。
- 目についたものを英語にする
- できなかったら日本語でメモする
- スキマ時間に英語を調べる
- スペルだけでなく発音も同時に覚える
- 新しく覚えるのは1日10単語くらいにしておく
- 毎日続ける!
ぜひ試してみてください 😉