先端は英語で “end”【辞書プロジェクト#10】

学習方法

Kui です。

英英辞典 Longman Pocket English Dictionary の読破を目指すプロジェクト 10回目の記録です。

成果物、少し少なめですが細く長く継続していきます。

さっそく書いていきます。

a bale of ~

bale は「俵(たわら)」という訳が出てきます。

荷物として運ぶために梱包された状態、特に縄などで括られたものということのようです。

a bale of hay はそういう状態の干し草が1セットということですね。

ballet の語釈を読んで

以下は辞書(Longman Pocket English Dictionary)からの引用です。

ballet
a kind of dance in which the dancers sometimes stand on the ends of their toes and move to music in a way that tells a story

この語釈の “ends of toes” が気になりました。

すぐに「つま先」のことだとわかりますが、日本語では「先」というのに対して、英語では “end” というのですね。

なんとなく「先」は「前の方」を示す言葉で、”end” は「後ろの方」を示すイメージだったので、日本語と英語で若干発想が違うのかなと思いました。

でも「行きつく先」や「そこから先はない」という時の「先」は、「目的地」「最終地点」のような意味合いであり、そういう意味では “end” と近いのかなとも思いました。

ballot

「投票」とくに「無記名投票」のことを言います。

投票という制度(システム)だけでなく「投票用紙」という意味でも使われます。

count the ballots
(投票用紙を数える)

また、動詞として「投票する」「投票で決める」という意味でも使われます。

ballot for the mayor
(投票で市長を決める)

ballpark

もともとは「広場」とか「野球場」などという意味だと思いますが、辞書には「概算の」という意味で載っております。

辞書の例が以下です。

a ballpark figure of, say, 2 million pounds.
(概算でまあ、2百万ポンドです)

banal

「ありふれていてつまらない」という意味です。

a banal story
(ありふれた話)

bandit

「盗賊」「追いはぎ」です。

bangle

「腕輪」「足首飾り」という意味です。

それぞれ別の単語で bracelet と anklet がありますよね。

banish

「追放する」という意味です。

I was banished to an island for ~
(~(の罪)で島流しされた)

banister

階段の「手すり」です。

英和辞書を引くと「baluster あるいは balustrade を参照せよ」と出てくるのですが、いずれにしても「手すり」という意味のようです。

bank 2通りの意味

日本語で「バンク」というと「銀行」だと思いますが、もう一つ、「土手」「堤防」という意味もあります。

banks of a river
(川岸)

左右両側にあるので banks です。

「下流に向かって」右側の岸、土手を the right bank と言います。

bank holiday

これが「一般公休日」、土日以外の休日を意味します。

bankrupt

「破産状態の」や「破産した人」という意味です。

bank は「銀行」のbank で語源的には金融の取引をするテーブルのことです。

一方-rupt は「壊された」という意味です。

interrupt は inter が「中に、間に」という意味なので「間に入って壊す」というイメージから、「邪魔をする」などという意味があります。

同じ語源なので押さえておくとよさそうです。

これらの語源から、bankrupt は支払いができず、金融取引をするためのテーブルがもう壊れてしまった様子というのがイメージできるかなあと思います。

名詞の派生語は bankruptcy です。

barb

「さかとげ」「矢じりや釣り針のあご」という意味です。

a barbed wire fence は「有刺鉄線」というやつです。

barter

「物々交換する」という意味です。

barter food for coal
(食料を燃料と交換する)

basin

「水ばち」「洗面台」という意味。

洗面台というと、普通は sink ですかね。

bask

bask in the sun で「ひなたぼっこする」という意味です。

bead

「ビード?」なんだこれ、と一瞬思うのですが、複数形にしてみるとわかります。

beads すなわち「ビーズ」です。

これの派生語の形容詞で beady という単語があります。

beady eyes というのはビーズの穴のように小さく光る目を意味しますが、ニュアンスとしては「ずるさ」とか「欲望」が垣間見えるような感じだそうです。

beam の威力

beam は日本語でも「ビーム」というように「光線」などという意味で、動詞としては「光線を発する」ということになると思いますが、もう一つ面白い意味があります。

それは「にっこり微笑む」という意味です。

beam with pleasure
(喜びの笑顔を満面に浮かべる)

光線みたいに輝かしい笑顔ということでしょうか。破壊力抜群です。


bead は日本語にも浸透しているはずなのに、単数形で見るとまったくピンとこなくなってしまうというのが発見でした。

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