carnival の意味、語源は「肉」といえば「赤色」【辞書プロジェクト#25】

Kui です。

英英辞典 Longman Pocket English Dictionary の読破を目指すプロジェクト 25回目の記録です。

今回の単語はこちらです。

carat

「カラット」

宝石の重さを表す単位で、1カラットは 200mg です。

carbohydrate

carbo はカーボン、つまり「炭素」のことで hydrate は難しい言葉ですが日本語では「含水化合物」と表すものです。

この2つの言葉を合わせて作られた言葉で、意味は「炭水化物」ということになります。

carbon dioxide

また科学の用語みたいですが、いかがでしょうか。

dioxide は di- と -oxide に分解できます。

di- には「2」という意味があります。dioxide は「酸素」を表します。

炭素と2つの酸素なのでCO2、すなわち「二酸化炭素」ということになります。

carefree

free には「~が無い」という意味があります。

care は「気にすること、心配すること」なので carefree は「心配事が無い」という意味になります。

a carefree life
何の心配もない生活

これと同じ free が使われている単語で dutyfree と言えば「免税」です。(taxfree という場合もあるかもです。)

careless という単語も、意味的には「care が少ない」ということになりますが、こちらは「不注意な」という意味になるのが面白いです。

a careless mistake
うっかりミス

caretaker

安直に考えれば「気に掛ける人、世話をする人」ということになりますが、この単語は主に建物などの「管理人」という意味で使われます。

The caretaker lives next door.
管理人さんが隣に住んでる。

cargo

船などに載せる「積み荷」の意味です。

カーゴパンツというのはこの単語が由来のようで、貨物船で荷物を上げ下ろしする作業員の人たちがああいう形(膝の下ぐらいのところにポケットがついている)のズボンをよく履いていたのでしょう。

carnival

「カーニバル、謝肉祭」

日本語でもカタカナで「カーニバル」といいますと、路上を大勢でダンスとか音楽とかをしながら行進していくお祭りのようなものがイメージとして浮かびます。

おそらく英語でも今はこのようなお祭りの意味で使われるはずです。

「謝肉祭」というのはご存じでしょうか。

carnival はもともとはこちらの意味だったはずです。

というのも語源的に carnival の carn- の部分は「肉」を表しています。

全体としては「肉を取り上げる」という意味になるようなのですが、謝肉祭というのはまさにこのような意味を持っています。

カトリックのならわしで、肉食を断つ時期があり、この直前に今後食べられなくなるお肉をたくさん食べて楽しく過ごそう、という意味合いの行事のようです。

お肉が取り上げられてしまうまでの、楽しいお祭りだったのが、一般的に大きなお祭りを指すように意味が派生したようですね。

「肉」という意味の語源 carn- に関して、他の単語も挙げておきます。

carnivore
肉食動物(哺乳類)

carnosaur
カルノサウルス(肉食の恐竜の一種)

carnation
カーネーション

「カーネーション」と言えば、母の日に贈ったりするあの「赤い」花です。

生の肉は「赤色」なので、このイメージから赤い色をしているものにも「肉」という意味の carn- が付いている例があります。

carnelian
赤メノウ

メノウ(瑪瑙)というのは、石英が集まってできた宝玉のことだそうです。

その赤い色をしたやつに carn- という語源がついていて carnelian という単語があります。

carn- =「肉」=「赤色」

という風に結び付けておくとよさそうです。

carpentry

「木工」のことです。

同じような形をした関連語に carpenter があります。

これが「大工」という意味なのは、多くの方がご存じかと思います。

ちなみに carpenter の car- は「車」という意味で、もともと二輪車を作る人のことを carpenter と言っていたのが、今のように大工仕事をする人全般を指すようになったようです。

carrier bag

キャリーバッグではないです。

イギリス英語で「買い物袋」を意味します。

アメリカ英語では shopping bag というのが一般的のようです。

casual

日本語で「カジュアル」というと「フォーマル」の反対の意味でよく使われるイメージがあります。

もちろん英語でも「形式ばらない」というように日本語でいう「カジュアル」の意味でもよくこの単語が使われます。

a casual atmosphere
くだけた雰囲気

casual wear
普段着

この他、注意していただきたいのが「偶然の、思いがけない」というような意味で使われている例です。

casual の語源は case と関係しています。

case は「事件」とか、予期せぬ出来事を指しますが、casual もこのように「思いがけない」という意味を持っています。

die a casual death
不慮の死を遂げる

日本語のカタカナ語のイメージからはまず思い浮かばないのではないかと思うので、注意が必要だと思いました。


本日はここまでです。 🙂