「何かに挑戦してみたいけど、なかなか動き出せない…」
そんなときに勇気を与えてくれることわざを集めました。
自分だけでなく、なかなかはじめの一歩を踏み出せずにいる家族や友人に聞かせてあげたくなる、そんなことわざが見つかるかもしれません。
いつやるか、今でしょ
「始めるなら、今しかない!」
そんなふうに気持ちを奮い立たせてくれることわざたちをまず。
思い立ったが吉日
何かをしよう思ったら、そう思った日が吉日(物事を行うのに日取りのよい日。めでたい日)だと思って、すぐに始めるのがよい。
何か思い立つということは、良い運とめぐり合わせている兆しかもしれません。
今日思い付いたのなら、今日が始めるときです。
前からやろうと思っていて結局できずにいたことでも「やっぱりやってみたい」とふと思ったその時が始めるときです。
善は急げ
よいことはためらわずすぐにやってみなさい。
「やってみたい」と思うことはすなわち、自分(あるいは周りの人たち)にとって良いこと、良い結果を生む可能性があることなのではないでしょうか。
このことわざがズバっと言うように、良いことはなるべくすぐにやってみたほうがよさそうです。
光陰矢の如し
月日の経つのが早いことのたとえ。
光=太陽、陰=月です。この二つの天体の回る時間が、放たれた矢のごとく早いと言っています。また、放たれた矢のように「二度と戻ってこない」ことも表します。
英語でも Time flies(時間は飛んで行っちゃう)ということばがある通り、時間はあっという間に過ぎてしまうというのが多くの人が感じてきたことのようです。
時はどんどん過ぎていきます。年をとればとるほど、1年経つのが早く感じるようになるという話もあります。
自分が思う以上に、時間は限られていると思って、やりたいことはできるときにすぐやっていきましょう。
鉄は熱いうちに打て
柔軟性が高く吸収力のある若いうちに、鍛えよ。
生涯学習などということばもありますが、効率よくたくさんのことを学んだり身につけたりすることができるのはやはり若いうち、若者の特権のようです。
年を重ねるとどうしても、頑固になってきたり、老眼で本が読みづらくなってきたり、体力が落ちてあまり動き回れなくなってきたりしてしまうでしょう。
一番若いのは今です。衰えてしまう前に、柔軟性や吸収力、フットワークの軽さをどんどん生かしていきましょう。
先んずれば人を制す
他人よりも先に行うと、優位な立場に立つことができる。
コロンブスの卵、などという言葉もある通りこの世には「先にやった者勝ち」の道理があります。
自分が今やろうと思ったことや思い付いた素晴らしいことは、他の人に横取りされる前に真っ先に形にしていきましょう。
…
ここまでご覧になって、「やってみよう」という気持ちになれましたか?
まだ踏み出せそうにない方と、さらにやる気を起こしたい方は、ぜひこの先も見てみてください。
行動しないと何も起きない
「何か行動を起こさなければ、何も生み出せないんだよ」と活を入れてくれることわざ。
蒔かぬ種は生えぬ
何もしないと、良い結果は得られないことのたとえ。
読んで字のごとくです。種を蒔かなければ、何も生えてはきません。
「やってみたいけど、どうしようかなあ」と迷っている時間は何も生み出してはくれないでしょう。
実りある結果を出すためにも、まずは種を蒔くように小さいことから始めていくのが良いのではないでしょうか。
玉磨かざれば光なし
生まれつき素晴らしい才能を持っていたとしても、学問や修練を積まなければ立派な人になることができない。
「自分にはセンスとか才能みたいなのがあるから、いつ始めても結果を出せそうだ」などとふんぞり返っていてはなりません。せっかくの才能を生かすためにもやはり、さまざまなことを実践して経験を積んでいかなければ宝の持ち腐れとなってしまうかもしれません。
やりたいことは早く始めて、どんどん自分を磨いていきましょう。
挑戦したほうがいい理由
ダメ押しで「悩むより、やってみたほうがいいな」と思わせてくれることわざを。
案ずるより産むが易し
物事は前もってあれこれ悩むよりも、実際にやってみたら案外たやすいものだ
「うまくできるかな、失敗しても大丈夫かな」などと心配していたことも、いざやってみたら「意外とイケるじゃん」となるかもしれません。
そうなると、それまで悩んでいた時間がもったいなく感じてしまうと思います。
「やればできる!」という言葉もあります。大丈夫です。
後悔先に立たず
してしまったことは、あとになって後悔しても取り返しがつかない。
これは逆手にとります。何もせずに時を過ごしてしまってから、後で「あれをやっておけばよかった。もっといろいろ試してみればよかった」と悔やまないように、やろうと思ったことは、できるときに行い、機会を逸しないようにしていきたいです。
くじけそうになったり、迷ったりしたときは
いざ挑戦してみて「なんかうまくいかない、やめてしまおうか」と思ってしまった時のために、取っておきたいことわざです。
失敗は成功の基
失敗すると、その原因を反省したり、次回のために方法を改めたりするので、失敗することがかえってその後の成功につながることになる。失敗は成功の「母」とも言います。
挑戦に失敗はつきものです。やったことのないことにチャレンジするのですから当たり前ですよね。
それでもくさらずに、その失敗を次につなげる策を練り、試行錯誤していきましょう。きっと成功につながります。
塵も積もれば山となる
ごくわずかなものでも、数多く積り重なれば高大なものになることのたとえ。
挑戦し始めたばかりの頃は、なかなか結果につながらないので「こんなことしてもたいしたことない、いつになっても変わらない」と思ってしまうことがあるかもしれません。
ですが、小さなチャレンジの積み重ねが大きな成功のもとになるかもしれないと信じて、粘り強く継続していくといいのではないでしょうか。
下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる
下手くそでも数多く試すと、まぐれで成功することがある。
いつ成功するかは誰にもわかりませんが、挑戦すればするだけ、成功する機会は増えます。まぐれでも、たまたま当たりを引き当てたときに、なぜ当たったかを分析して、また次の成功につなげることもできます。
最初は質より量で稼いでいくといいかもしれません。