Kui です。
少しマンネリの気分でやっておりますが、英英辞典 Longman Pocket English Dictionary の読破を目指すプロジェクト 12回目の記録です。
ちなみにマンネリはマンネリズム(mannerism)という言葉の略です。もともとは芸術の分野である手法を表す言葉だったようですが、その手法がしだいに飽きられて今のマンネリという意味で使われるようになってきたのだと思われます。
マンネリかもしれませんが、いずれ役に立つはずだと信じ、本日も書いてまいります。
bewildered
「困った」という意味の形容詞です。
bewildered の語源
be-「強調」
-wildered「道に迷った」
なので「途方に暮れてしまっている」様子というイメージになります。
困ってしまってどこへ行ってよいやら、何をしてよいやら、わからなくなってしまう様子ということでしょうか。
be bewildered by questions about one’s personal affairs
(プライベートにかかわる質問に当惑する)
bias
「先入観」「偏見」といった意味になります。
もともと中世フランス語で biais という語があり、これが「斜面」「傾斜」という意味だそうで、「傾いた様子」から「偏った考えや見方」という意味になったのだろうなと思いました。
have a bias against ~
(~について偏見を抱く)
bib
赤ちゃんの「よだれ掛け」です。
bib というのは 赤ちゃんがお乳を吸って飲むときの音から来ているそうです。
bicker
「言い争う」という意味です。
つまらないことについて言い争いをする場面で使われることが多いようです。
言っても仕方がないことについて文句を言う感じでしょうか。
bicker about who is the fastest runner
(誰が一番走るのが速いかで言い争う)
big-headed
「自分が一番優れている」と思ってしまっている状態を表す形容詞です。
「うぬぼれた」みたいな訳も当てはまるでしょうか。
似たようなつくりの言葉で swollen-headed というのもあります。ほぼ同じ意味です。
ちなみに swollen は「膨らむ」という意味の swell という動詞の過去分詞です。
bigot
特に宗教、人種などについて自分の意見を絶対に曲げない「頑迷な人」という意味です。
辞書には a person who has strong and unreasonable opinions about ~ とあり、unreasonable なのでもはや道理が通じない様子のようです。
billion
この単語は注意が必要です。
イギリス英語では昔はこれが「1兆」という意味でしたが、今はだいたい「10憶」という意味で使われているようです。
アメリカ英語ではもとから「10憶」という意味です。
bilow
煙などが「大きく膨らみながら立ち上る」という意味です。
もわっと膨らむ感じでしょうか。こんな用例もあります。
Her skirt billowed out in the breeze.
(そよ風でスカートがふくらんだ)
わお。
bin
穀物や石炭を入れる「蓋つきの大きな箱」という意味と、イギリス英語限定のようですが「ゴミ箱」という意味があります。
binge
「飲みすぎ」「食べ過ぎ」の状態を意味する名詞です。
あとはなんでも「やりすぎること」という意味でも使われます。
a shopping binge
これで「散財」という意味になります。
また、動詞としても使えます。
binge on sweets
(スイーツを食べまくる)
binocular
binocular の語源
bi-「2つ」
-ocul「眼」
-ar「~のような」
「2つの眼のようなもの」です。
これは「双眼鏡」という意味の単語です。
ちなみに「望遠鏡」は telescope です。
これは語源的には「遠く(tele-)」、「見る機械(-scope)」です。
biodegradable
これは難しい単語だと思いますが、bio- は「生物の」で、degrade は「分解する」という意味。
これに「~可能」という意味の -able がついてできた単語です。
なので「生物が分解可能な」という意味です。
科学的な用語で、微生物によって分解される物質の性質のことをこの単語で表します。
例えばプラスチックは土に埋めても、分解されないので Plastic is not biogradable. ということになります。
wing と feather の違い
bird という単語の辞書の語釈で an animal with wings and feathers とありました。
これを見て「wing と feather の違いって何?」と思い、少し調べました。
辞書をみると、wing は「翼」で、featherは「羽」という訳で出てきます。
つまり wing は飛ぶためにばたばたとさせる器官のことを表すものであり、毛が付いているかどうかは関係ないということ、その wing に羽毛がついているので wings and feathers となっているのだと理解しました。
本日はここまででした 🙂